こんにちは、わちお(@wachio_t)です。
十分(シーフェン)は台北郊外にあるランタンで有名な町です。
台湾のナイアガラ『十分瀑布』という滝もある観光名所!
『平渓線』というローカル線を使って行くことが出来ます。
場所は台北の観光地として有名な『九份(ジウフェン)』と同じエリアにます。
九份と十分に行く予定があるなら同じ日にまわると時間を有効に観光できます。
さらに猫駅で有名な『猴硐(ホウトン)』もその間にあるので、まとめて3つの観光エリアを回れます。
私も、『十分(シーフェン)』を堪能。(十分瀑布も併せて) → 『猴硐』で猫とたわむれる。 → 『九份』で夕暮れと夜明かりを満喫するコースを回りました。
この順番で回るのには、理由があります。
『十分』や『猴硐』への平渓線はローカル線なので、本数が1時間に一本程度です。
最初に、一番遠い『十分』に行く事で、次の『十分駅~猴硐駅』の時間も決めやすいですし、『猴硐駅~瑞芳駅』なら1時間に4本に増えるので、後半の電車待ちロスが減らせます。
それでは十分への行き方をご紹介します!
台北から十分への行き方
台北から十分への行き方は色々あるみたいですが、電車を乗り継いで行くのがおすすめです。
自分で計画しても、とても行きやすいです。
ですが、自分で計画は難しそうだなと感じた場合は、台北からバスで行く十分の観光ツアーもあります。
十分でランタンを上げたり、十分瀑布でリフレッシュしたり、九份と十分を一緒にまわるツアーもありますよ。
電車での行き方
台北駅から台鉄に乗って瑞芳駅へ行き、平渓線に乗り換えて十分駅に行きます。
切符を購入して乗車するか、「悠遊カード]でも乗車できます。
※悠遊カードで乗車した場合は台北から十分まで悠遊カード1枚で乗車可能です。
悠遊カードで電車に楽に乗る
台北駅・瑞芳駅・十分駅・猴硐駅の全ての駅で悠遊カードを利用することができます。
もちろん地下鉄(MRT)やコンビニでも使えますし、台湾旅行に悠遊カードは必須です!!
悠遊カードについてはこちらをぜひご覧ください。
電車の種類
台鉄は電車の種類がいくつかあるので以下を参考にしてみてください。
-
- 区間車…(日本における各駅停車)
- 復興号…(日本における快速)
- 莒光号…(日本における急行)指定席か自由席
- 自強号…(日本における特急)指定席か自由席
- 太魯閣号・普悠瑪号…指定席のみ。(※悠遊カード使用不可)
※悠遊カードで乗れる(自由席):自強号、莒光号、復興号、区間車
台鉄を利用する際の電車の種類は、上記のようなものがあります。
自強号・莒光号は、空いていれば座れる。予約の人が来たら、移動することになります。
確実に座って行きたい方は、席を予約して乗車した方がいいですね。
台北から瑞芳駅までの、運賃と時間を表にしてみました。
車両 | 運賃 | 時間 |
区間車 | 49元(TWD) | 46分から60分 |
復興号 | 49元(TWD) | 34分から46分 |
莒光 | 59元(TWD) | 39分から47分 |
自強 | 76元(TWD) | 35分から43分 |
太魯閣号・普悠瑪号 | 76元(TWD) | 32分 |
自分の利用する時間帯に自強号か莒光号があれば、そちらに乗った方が早く着きます。
悠遊カードは、この運賃から10%引きとなります。
※時間は目安として、実際には乗る最新の時刻表で確認してください。
台鉄で悠遊カードを利用するメリット
台鉄で悠遊カードを利用するメリットは、切符を購入しなくていいのでスムーズです。
さらに、割引を受けられるというメリットがあります。
悠遊カードの割引について紹介します。
割引を受けられる車両の種類
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- 区間車
- 復興号
- 莒光号
上記の3つの車両の場合は距離に関係なく1割引で乗車できます。
自強号は、乗車距離が70km以内は1割引で乗車できますが、70kmを越えた部分については通常の運賃が必要になります。
※今回利用する、台北駅~瑞芳駅は33.5kmなので全く関係ない距離ですね。
乗り換えの注意点
台北駅〜瑞芳駅は電車がたくさんありますが、瑞芳駅〜十分駅の平渓線は、ローカル線のため本数が1時間に1本ぐらいとあまりありません。
注意が必要なのは、乗り換えの時間です。
効率的に行くなら、なるべく乗り換えの時間があまりかからないように、電車の時刻を事前に確認しておいた方がいいです。
組み合わせによって、先に台北を出たのに十分に着くのが同じになる場合もあります。
あと、瑞芳駅での乗り換え時間があまりないパターンにも気を付けてください。
乗り換えで戸惑ってしまうと1時間ぐらい無駄にする場合もあります。
はじめに十分に到着したい時間から平渓線の時刻を確認して、そのあとに台北駅〜瑞芳駅の電車の時刻を探すのがオススメです。
私が十分に行った時の表です。
十分駅に[10:24]到着の便で行くなら、No1(2)の区間車[8:15発]とNo4の自強号[9:01発]では、台北発の時間が46分も違います。
ゆっくり台北駅周辺で朝食を楽しめますね。
旅行はスケジュール通りに進みません。
いくつか時刻を確認しておくといいと思います。
台北駅〜十分駅の時刻表
台北駅~瑞芳駅〜十分駅までの時刻表は交通部台湾鉄路管理局のサイトで見れます。
駅を選択して時刻表を見る事が出来ます。
時刻表のPDFファイルは、画面の左にあるメニューの[時刻表下載]を開いて[平溪/深澳線]の[PDF]をクリックしてください。
※ Google Chromeなどでは、ページを翻訳機能で日本語表記も可能です。
ですが、[平溪/深澳線]の部分が、[Pingxi / Shenzhen Line]となっています。
月曜日~土曜日の時刻表と日曜日の時刻表は異なるので、利用する曜日をダウンロードしてください。
不明な場合は、両方ダウンロードしておくことをおすすめします。
https://tip.railway.gov.tw
※使いやすくなっている気がします。
このサイトでも、日本語表示が出来ます。
ただ元のサイトでと同じように、日本語表記にすると時刻表ダウンロードのメニューが消えてしまうので、時刻表をダウンロードしたい場合は、[繁體中文]を選択してください。
タブ[旅客服務]の[時刻表下載]を選択すると可能です。
実際に十分へ悠遊カードで行ってみた!
台北駅〜瑞芳駅
まずは台北駅へ行き 台湾鉄道がある地下へ進みます。
案内の看板がところどころにあるので、その通りに進めば大丈夫ですね。
悠遊カードなら、自強号・莒光号・復興号・区間車なら切符いらずで乗れます。
※自強号と莒光号は、本来は全席指定なので空いてたら座れます。空いていない場合は、立ち乗りとなります。
駅に直近の時刻表が表示されているので自分が乗る電車を探して確認してください。
改札を通って4A月台(4番ホーム)の宜蘭 花蓮 台東方面へ進みます。
この写真だと、8:15の蘇澳行きに乗ります。
この電車で、瑞芳駅に向かって出発します!
今回は、区間車なので約47分の電車旅です。
瑞芳駅へ着きました!
九份に一番近い駅なので観光客がたくさんです。
先に十分に行く場合は、この瑞芳駅で平渓線に乗り換えです。
瑞芳駅〜十分駅
平渓線は1時間に1本の間隔で運行しています。
菁桐行きへ乗りますが、十分へ行く人は結構たくさんいるので、たくさんの人の流れをみるとわかりやすいと思います。
川沿いを通る線なので、窓から見える風景もさまざまで楽しめます!
十分へ到着です!
悠々カードの場合は、駅舎の横にあるこちらの悠々カード端末にタッチします。
たくさんの人で混雑するときは、探しづらいので気を付けましょう!
十分駅から乗る時も、駅舎にあるこちら↓の悠々カード端末に悠々カードをタッチしてから乗車しましょう。
まとめ
今回は、台湾旅行に行ったら絶対に訪れてほしい「十分への行き方」についてご紹介しました。
十分へは鉄道だけではなく、タクシー・現地でのツアーなど様々な方法で行く事が可能ですが、景色も楽しめて、費用もお得な鉄道がおススメです。
友達やカップル、ファミリーで訪れて、ランタン上げを体験したら、素敵な思い出になること間違いなしです。
せっかく台湾に来たのなら、台北市内から足を伸ばして「十分」へ観光することおすすめします。
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